「硤」という漢字
小学生の頃、国語の宿題に、この漢字をつかった他の単語を考えなさいというのがありました。例えば、「休息」の「休」の別の単語、つまり「休刊」とか「運休」といったような具合です。たくさんあったその中に「距離」の「距」の別の単語は?という問題があり、これは全く浮かんできませんでした。宿題はきちんとやるものと思いこんでいた私が調べに調べてやっとでてきたのが「超距」「脱距」という言葉。しかーし、この言葉全く聞いたことがない上に、意味もわからない。何これ?という感じでした。 学校で答え合わせを楽しみにしていたら、先生は、これは「距離」以外にはないなぁと言う始末。「だったら何でこんな問題だすの?」とガッカリしたことを思い出しました。
何故こんなことを思い出したかというと、ノーベル化学賞をとった時の人、硤合憲三(そあいけんぞう)さん。この硤合の「硤」、この漢字見たことがありません。ハサミは金偏の「鋏」だしなぁ、これは石編。 そこでネットで調べてみました。AIによれば『「硤」という漢字は、主に中国の地名(峡谷や険しい場所)に用いられる文字で、日本の日常的な熟語としてはほとんど使われません。』ですって。やっぱりね。さらに『「硤」は「石」+「夾(はさむ・せまい)」から成り立っており、「山と山に挟まれたせまい谷」や「険しい岩」を意味します。そのため、意味や使い方は山へんの「峡(峽)」とほぼ同じ』だそうです。ほぉ~。ちなみに、「硤合」という苗字、全国で30人ほどしかいないそうです。
すごいねインターネット、すごいねAI。上記調べるのにも10分とかっていません。小学生の頃にネットがあったら、あんなに苦労することはなかったんだなぁと思います。でも、こんな記憶が残っているのも苦労したからです。どっちがいいのかは神のみぞ知るなのでしょうか?

今週の展示は、「Change!!!」武蔵野美術大学油画専攻3年生の4人展。 油画だけでなく、立体やドローイング、テキスタイルと多彩な表現が興味深いです。是非お越しください。13日まで。